『契約期間が２年と書いてあるから、２年間住まないといけないですか？』
初めてのお部屋探しの方に、特にご質問が多いです。
長く住む！と思っていても急な転勤など、色々な事情でお引越しをせざるを得ない時がありますよね。
質問に簡潔にお答えすると、
契約期間が２年であっても、その間に途中解約は原則することはできます。
１年後に引っ越すことも可能です。
契約内容によっては、様々ですので契約内容のチェックは必須です。
解約する時に、一番多いのが１ヶ月前に退去通知をすること。
中には、２ヶ月前のところもあります。
解約したい日から１ヶ月以上前に通知してね。ということです。
ギリギリ１ヶ月前でなくてもいいのです。
契約や解約する際に気をつけていただきたいことがあります。
『１年未満短期解約時に賃料の１ヶ月の違約金を支払うこと。』
この文言がある場合は気をつけてください。
この文言がある場合は、１年以上住んでいない場合は違約金として賃料の１ヶ月分を必ず支払わなければなりません。
この文言は、契約する前に不動産会社からいただく重要事項説明書や契約書の『特約事項』に記載されていることが多いです。
１年未満で退去する予定がある場合は、先にその旨を不動産会社にお伝えし、
ついていないお部屋を探していただくことをおすすめします。
また、お申込段階でご相談いただければ、事情によっては短期違約金の契約をなしにする交渉もできます。
お引越しの際は、現在住んでいるお部屋の契約書のチェックも忘れずにしてくださいね。
こんな事例もありました。
１ヶ月後に入居したい、ある物件に申込みたい。とおっしゃっていただきました。
「解約手続きは済んでいますか？」など、伺っていくと。。。。
「まだしていない。」とのこと。
「家に戻りましたら、契約書をまず確認してください。」と伝えました。
その日の夜に電話が。。。
解約通知が２ヶ月前であり、解約通知も出しておらず、
管理会社にも確認したら２ヶ月後しかできない。と言われたそうな。
金銭面を考えて、泣く泣くキャンセルをしたことがあります。
その物件は、１週間後に別のお客様からお申し込みが入りました。
お部屋は、お申込みから原則２週間～１ヶ月後に入居となります。
２ヶ月後に入居は困難です。
お部屋探しは、契約書の確認とスケジューリングが大切です。
お引越しの計画はお早めに。
